プリキュアのDVDを大量に注文したところ、関税がかかることになった。短期間にいっぱい購入すると課税されるらしい。今日シンポストという事務所に行って払ってきた。どういう基準で課税されるのか、よくわからない。ネットバンキングをやってないので直接出向くしかない。面倒だけど、仕方ないな。
『Yes!プリキュア5 GOGO!』(08) 全48話
「5」の二年目だ。「マックス」と違って学年が進まない。敵組織がエターナルに変わった。価値のあるものを収集する博物館みたいな組織だ。ボスは館長と呼ばれる。
「無価値な連中が宝を持っている資格はない、我々が管理してやろう」
なんか大英博物館を連想するんですけど。そういえばナッツがスパイスを集めて、いわゆる大航海時代を批判するシーンがあった。プリキュアで歴史認識を語るとは思わなかったな。もちろん深入りはしないが、女児アニメでこういう視点を打ち出したスタッフに敬意を表したい。幹部たちは、前作よりユニークだ。なんとブンビーが前作から残留した。幹部が2シーズンにわたって登場するのは珍しい。よほどスタッフに愛されたんだな。彼に共感するお父さんたちも多かっただろう。スコルプ(サソリ)・ネバタコス(タコ)はありがちな怪人だが、シビレッタはキノコをモチーフにした老婆で、童話の世界に引き込んでプリキュアを分断する。頭のいい戦略で話も良く出来ている。
ヤドカーン(ヤドカリ)とイソギーン(イソギンチャク)はコンビで現れる。ボソボソと呟くように喋る。こういうフリーク枠みたいな悪者は印象に残る。ムカーディ(ムカデ)は珍しい美形幹部で、41話でりんと疑似デートもする。館長の側近であるアナコンディは、アナコンダではなくメドウサだ。終盤に恐ろしい能力を発揮する。
二年目に入っても、面白さがほとんど劣化しないのは凄い。「5」チームは歴代屈指のバランスの良さだ。キャラかぶりが無い。戦闘ぶりもスマートだ。無印のころからとっさに牽制・人質奪還・拘束・とどめの役割分担をして、効率よく戦う。たいていの戦隊より上ではないか。二年目からミルキーローズが加入してさらに強化した。
シビレッタ主導の童話パロディ回はどれも面白い。ピノキオ・ジャックと豆の木・ヘンゼルとグレーテル・浦島太郎など。27話大江戸妖怪では、うららのぬりかべが可愛い。40話人魚姫も楽しかった。圧巻はフィナーレの42話アラビアンナイトである。
キュアローズガーデンの扉が開いてからの怒涛の展開は盛り上がった。最終決戦は燃える。しかしアナコンディは可哀想だった。決着後、ブンビーが人間社会で暮らしているのが嬉しい。充実したシリーズだった。二年目でテンションを落とさなかったのは驚異的だ。結果から言うと本作が続編シリーズの最後だ。一年ごとに入れ替えるほうが新鮮さを保てるという狙いか。今日の成功を見ると、その考えは正しかったのだろう。★★★★★
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