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2022年12月18日21:02

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世田谷 Excursion

中学時代に試験のためにだけ暗記していた『六波羅探題』と『御成敗式目』。
この意味がようやく今日、理解できた。
お見事、三谷幸喜。パーフェクトな最終回。さて、どうする、古沢良太。

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世田谷回遊記本
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『祈り・藤原新也』(世田谷美術館)
これは当たりだった。いや、大当たりだった。
税理士先生から「絶対に行くべき」とマストの指令を受けて、苦手なはずの写真展覧会カメラ
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「写真を撮ってもいいですよ」という美術館スタッフの案内を受けて、さてウェルカムルーム。いきなりの睡蓮、大写し芽
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そしてメメントモリクリスマス
税理士先生からは「川オスさんは、デスマスクや死生観にアレルギーはないですね?」。
これがYESであることが、この展覧会へ向かう一つの条件。
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『ニンゲンは犬に食われるほど自由だ』
写真家・藤原新也の出世作となったという野犬に食べられる水葬死体犬
メメントモリ。
この言葉の意味を知ったのはかなり遅く、ミスチルの曲を聴いてから。
聞いていた単語ではあったけれど、なるほど『死を想う』という深い意味は、人生においても逃げてはいけない重要な学習のひとつ。
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先生レコメンドの1枚ペンギン
彼の作品には、このような顔を失くしたフォトが象徴的に存在する。
ライカのレンズを外してセンターによりフォーカスをあてている(のだろうか)。
迫ってくるものがある台風
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『咲いて空を飾り、散って地を飾る。』
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『人生の終わりは定食で良い。』
『蜜柑も仏に見える。四国の底力。』
『光が撫でている。』
『犬地蔵。』

展示室を進むと衝撃的な5枚の組み写真。
実父99歳の臨終の床に、彼はレンズを向けている。
「はい、チーズ」
臨終を告げた医師により「お見事なご臨終です」と言わしめた”常識外れ”の行為は、藤原信也にしては決して常識外ではない。
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香港・雨傘運動。
周庭の姿の前方に、渋谷センター街で騒ぐハロウィンは中国への強烈なアンチテーゼか。
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スタッフさんからの極秘情報によると「藤原先生が、いま館内にやってきた。しばらくすると、サプライズサイン会が開催される」。
いつものような奇跡の来襲。
しかし、これは残念ながら、藤原先生多忙につき、サイン会は開催されずに時間が通り過ぎて行った。
サイン会は叶わなかったけれど、神奈川県からやってきた単なる鑑賞客に、極秘情報を教示してくれたスタッフさんのホスピタリティに感謝したい。

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《世田谷区役所》
つい最近、設計士を目指すという女子高校生と会話を楽しんだ。
「好きな建築家は?」と訪ねると、
ひよこ「前川國男です」と、驚きの答え。
彼のモダニズム建築に憧れて設計士を目指したという目標を語る彼女は、大学受験や資格取得に忙しく、或いはコロナくんの影響により現物を観に行くことはできていない。
ひよこ「ネット中心で情報を得ています」けれども、大学生になったら実物を見学できるようになるだろう。まずは、池袋。明日館を訪ねるよう宿題を出しておいた家
頑張ってね。

黒パッソを松陰神社へ移し、徒歩3分走る人
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《東京聖十字教会》
レーモンド、1961年作品イベント
来館を伝えると、わざわざスタッフが駆けつけてくれて会堂内をガイドしてくれた。
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照明もレーモンド設計のひとつだけど「あまりにも暗かったので3セットを5セットに追加した」というおまけつき。
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いかんせん教会には資金がなかったので、ステンドグラスの設置ができず、アクリルガラスに色を付けたパネルがステンド代わり。意外と洒落ている。
次は東京女子大に行ってみたい。誰か、OGはいないのか指輪

今日もいよいよ門限の時間が迫ってきた。
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《松陰神社》
吉田松陰先生に頭を垂れて、修学旅行で訪ねた松下村塾のニセモノを再見学。
長州藩士がいなければ、近代日本の誕生はなかっただろう。
中国かロシアに占領されていたのか、それとも北朝鮮のような独裁国家になっていたのか。吉田松陰の功績には、頭が上がらない。
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■ライオンも木から落ちる? ユーモラスな野生動物写真大賞決まる
(朝日新聞デジタル - 12月17日 08:18)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7228450
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