mixiユーザー(id:44534045)

2020年02月01日19:50

56 view

Contour

キミの指が触れたとき
産まれて初めてボクは
自分の輪郭を知った

自分が実在しているという感覚
感じたことなかった
架空の物語の脇役のように自分を感じながら
今日まで生きてきたんだ

キミが隣にいる
ヒロインのキミが
「ならばこの人生の主人公はボク?」
血が熱くなる

キミの唇が触れた
「ああ、ボクの唇はそこにあったのか」
涙が零れた
生きてる
ボクは生きている

心が誕生したんだと思う
この瞬間に

キミと二人で新しい輪郭をつくりたい
より鮮明で力強く
世界に存在したい
かつては有り得なかった衝動
朝日を待ち望んでる自分に驚く

寄り添う
いつまでもいつまでも
この輪郭が消えないように

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する