連休初日に訪ねた「達磨正宗」の白木酒造。
応対されたのは先代の奥方と思しき女性。70代くらい?
「どうぞご自由にご覧くださいね」と鷹揚に言われて売り場の外へ出ていってしまった。つまり「放ったらかし」
売り場は「唆る」手書きポップがそこら中だから、ゆっくり吟味できてそっちの方がいいやと思った矢先、枯葉マークの軽トラで蔵にやって来たのは同年代の男性。要するにお爺ちゃん。
大奥方とは旧知の間柄らしく、積もるものも色々と・・・という感じで延々と長話。
こっちは既に品定めしている。視線を何度もふたりに送るが、一向に気に懸ける様子もなし。
田舎の年配者ならでは(?)の機嫌良さげなローテンションの会話は終わる様子も伺えない。その腰を折っては悪いなと、こっちはその間に入れない
これも自分のあかんところだ。
気がつけば30分近く(!) 溜まりかねて声かけする。
大奥方は悪びれた様子も見せないのに不思議に腹ただしく思わなかったのは、自分もその長閑な雰囲気に染まってしまってたから?
お酒は先ほど無事到着・・・と言いたいところでしたが、実は丸一日の遅延で、しかも夜の9時半
宅配業者さんが大変そうで、受け取るこちらが恐縮。
今日は開けませんよ
こんな手作りチラシも添えられていた。
帰りの近鉄大阪線の急行電車。
青山町あたりからだろうか、1人の年配男性(要するにお爺ちゃん)が乗り込んできた。
小柄で痩せた感じ。杖こそ突いてはいないけど、そこそこ高齢そうでもあるし、自分が座っている隣の空いた席に案内してあげようかと目線を送るが、当の「御老体」は、どこかに座りたい素振りも見せようともせず、顔を正面に向けたまま(つまり自分の目線と直角くらい?)微動だにしない様は、取りつく島もない感じ
ははあ、さだめし近くで降りるつもりだから我慢されてるのかな?と思いきや、結局そのご老人は30分近くも立ったままだった
(降りられたのは榛原あたりだったか)
お爺ちゃん、頑張るなあ〜
歌詞の意味はちょっと違うけど、この歌を捧げよう。ニール・ヤングの「Old Man」をリズ・ライトがカバー。彼女の歌はいいですよ!
https://youtu.be/38mjw81spec
イントロが長いのは我慢してください。
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