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2019年10月29日21:49

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《映画》アンハッピーエンディングな3本

本屋に入って旅や美術や建物の雑誌をぱらぱらとザッピング。
あまり真剣に観てしまうと、行きたいところが増えてしまうだけなので適当に切り上げよう。
同じ平積みにあった「ワールドカップガイド」と「オリンピックガイド」2種。
ラグビーのほうはあと2試合を残すのみなのに、表紙で躍動するリーチたちの姿を見ると手に取りたくなる誘惑。
一方、オリンピックガイドはあと270日ぐらいで開会式だというのに全く買う気が起こらない。
マラソンのページを開くと東京のコースが書かれているのだから、ガイドの意味を呈していない。
そういえば、おいらに近しい人はマラソンのチケットを買ったと聞いている。
そのチケットがどうなるかというより、近しい人が誰だったかを忘れていることが気にかかる。なう。

カチンコ映画レヴュー
フォト
087『楽園』★4.5
相性の悪い瀬々監督作品ゆえ、鑑賞を避けていたが、多分あまりにもヒマだったものだからTOHOマイレージ稼ぎにチャレンジした『楽園』。
山村の集落で起きた2つの事件がシンクロしながら進んでいく。
特に佐藤浩市編は、そのディテールが数年前に山口で起きたリアルな事件であることを知っていたので、かなりの怒りを抱きながら見続けることができた。
社会派ドラマとしてなかなか秀逸な出来上がり。
ドローン撮影も「この物語はたったこの辺りの集落で起きている事件なんだよ」と、監督から教えられているようだった。
フォト
089『さらば青春の光』★4.
なぜ、今、1979年の作品がリバイバルされているのか?
そういえば、最近、モッズのコートを着た女性をよく目にするようになった。
モッズファッションブーム再来だろうか。そもそも、日本にモッズブームはあったのか。
大学時代の友人がモッズーだったけど、結局、彼はチェッカーズファンであることがバレて、そのままロンドンを語ることなく九州は福岡へ帰って行った。

とにかく自分の高校時代はTHE WHOとTHE KINKSを必要以上に聴いていた。
ランチタイムには教室に持ち込んでいたカセットレコーダーから、ほとんどの級友が知らないイギリスのロックバンドの曲が流れてくるのだから迷惑なことであったと思う。
たまに大瀧詠一や佐野元春、RCサクセションかなんかを流して、クラスメイトたちのご機嫌を取っておく。
卒業アルバムを見ると、連日のように別々の女子グループからお誘いを受けて弁当を頬張っている。幸せな男子高校生よ、いまだに変化がない。

THE WHOが強烈に好きだとは言っても『Tommy』は常に★5つでも、本作『さらば青春の光』はストーリーがそれほど好きではない。
とにかく、破滅的だったり破壊的だったりする主人公は、どうしても自分自身の対極にあるものとして拒否感に苛(さいな)まれる。
クスリや酒に溺れ、暴力と破壊を繰り返す。ジミーのスタイルに共感は湧かない。
とはいえ、ラストに向けたブライトンからビーチ―ヘッドへの道行き。
これぞQuadrophenia指でOK
それはそうとエースと称されたスティングのヘナチョコダンス。
大学時代のおいらは、かのスティングさえヘナチョコなんだからと、自信を持ってディスコで踊ることができた。ありがとう、ポリス。
フォト
088『108 海馬五郎の復讐と冒険』★2.
R18。松尾スズキの個人的趣味嗜好で撮った、ほぼ自主制作ポルノ。
エロに関してはわざわざ映画に頼る必要もなく、AVに委ねておけばよい。
ストーリーの骨格が崩れており、評価には値しないが、唯一の得点は中山美穂の怪演。
そもそも、なぜこんな作品に出演しているのか。そして、両肩さらして熱演しているのか。感想なんて、そんな程度。



■若者に「住まいの貧困」が急増中 家をなくす背景には何が…
(AERA dot. - 10月28日 11:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5842218
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