mixiユーザー(id:2615005)

2018年06月25日22:18

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『ハイウイング・ストロール』小川一水

28日からアメリカに出発します。こちらで出来ることは全部やったが、なんかソワソワして落ち着かない。読書でもすればいいのだが、あまり進まない。やっと一冊読了。

・ハイウイング・ストロール(04)作:小川一水
神保町で見かけて買った。一水ラノベは腹いっぱいと思ったが、見つけたのも何かの縁だし。目的外の本に出会えるのがリアル書店の良いところだ。

地球は重素雲で覆われ、人々はかつての高地(島と呼ばれる)で暮らしている。唯一の資源・食料・衣服や工業製品の素材は、上空を飛ぶ浮獣という生き物から得られる。
喧嘩とパチンコ射撃が得意な少年リオは、五歳年上の美人ハンター・ジェンカにスカウトされ、助手を務めることになった。
複葉機レベルの飛行機で多種多様な怪物を狩る。設定がユニークで新鮮だ。ピンチを脱してミッションに成功する、あるいは挫折する。ストーリー展開は変化に富んでおり、楽しんで読める。ラノベにしてはユニークなのが、リオとジェンカがはっきりと肉体関係に発展すること。「メデューシン」にも多淫な看護婦が登場して驚いたが、本作では主人公とヒロインだからなあ。珍しい展開だ。

ライバルとの争いや強敵との決戦は、定番ながら盛り上がる。作品世界が成立した原因は、単純すぎて納得いかない。娯楽性の高い佳作ではある。★★★★
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