東京の戦利品を紹介します。

大型ぬいぐるみミク。学校の制服らしい。 ルカ。全員分出るのかな。

ネギトロに並んでもらう。 うさぎ帽ミク。オリジナル衣装が増えてきた。

小型制服ぬいぐるみのリン・レン・ルカ。 スカイツリーのキャラ「ソラカラ」ちゃん。可愛くても萌えない。普通に可愛いのと萌えるのは、どこが分水嶺になるのだろう。
新聞記事で知って気になっていた漫画がある。深谷かほる『夜廻り猫』だ。1冊だけ買ってホテルで読み、次の日に2冊目を買いに走った。
雑誌連載ではなく、作者がツイッターに連載しているそうだ。いわば自分の楽しみで描いた漫画だ。紙の本が売れず出版社が苦慮している中で、ツイッターから本作のような傑作が生まれるとは。20年前なら想像もできない創作の在りようである。
主人公は大きな灰色の猫「遠藤平蔵」だ。甚平を着てキャットフード缶を頭に乗せた平蔵は、今夜も「泣く子はいねーがー」と夜の街を歩き回る。1回分が8コマ1ページだ。平蔵は心で泣いている人の事情を聞く。ただ聞くだけ。都合よく解決なんかしないし、だいたい平蔵は神通力や特殊能力があるわけではない。それでも独りで苦しむ人には、話を聞いてもらうだけで励ましになるのだ。そう信じたい。平蔵が訪れるのは、日の当たらない不遇な人たちが多い。バツ3無職の女性、長期入院中の少年、四十過ぎて独身の男。彼らに寄り添う作者の目線は、どこまでも暖かい。
基本的に一話完結だが、サブレギュラーのような人と動物がいて、別の話で再会できると嬉しい。友達か幼馴染みたいに好きになれるキャラが、山ほど登場する。先生と宙さんの生活は、猫と飼い主の理想の形ではないか。集会猫の全部やおこそずきんも大好きだ。
世知辛い昨今だからこそ、肩ひじ張らずに命と人生を肯定する本作が輝く。猫好きとマンガ好きは必読の名作だ。★★★★★
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