稀勢の里は雲竜型を選んだ。
稀勢の里は隆の里の弟子で、隆の里は不知火型の横綱。
であれば、稀勢の里も不知火型であるべきところ、隆の里の死去に伴い、移籍した先は雲竜型の一門。
稀勢の里は自分で選んだとは言っているが、不知火型の横綱が二人居る現在、仕方が無かったのだろう。
問題は、型の継承。
現在の不知火型の横綱である白鵬と日馬富士には日本国籍を取る意思は無く、親方株を取得出来ないので、協会に残る事が出来ない。
そうなると、引退した他の不知火型の横綱が型を継承させるわけだが、該当するのは旭富士で、今年で57歳の彼が協会に残られるのは、65歳の定年後の5年間の再雇用も含め、あと13年であり、その間に、出来れば日本人の不知火型の横綱を誕生させる必要がある。
そうでなければ、不知火型の継承が途絶えてしまう。
それとも、退職して協会を去った旭富士が、その時だけ協会に戻り、型を継承させるのだろうか。
まさか、親方株を取得しなかったり、定年前に協会を去った元横綱を呼び戻すわけにも行かないだろうし。
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第72代横綱・稀勢の里が誕生
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4400501
日本相撲協会は25日午前、東京・両国国技館で臨時理事会と春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、横綱審議委員会から推薦された稀勢の里(30)=本名・萩原寛(ゆたか)、茨城県出身、田子ノ浦部屋=の第72代横綱昇進を決めた。新横綱は2014年春場所後に昇進した鶴竜以来で、日本出身横綱の誕生は1998年夏場所後の若乃花以来、19年ぶりとなった。
協会は昇進を伝える使者として春日野理事(元関脇・栃乃和歌)と高田川審判委員(元関脇・安芸乃島)を派遣。東京都内のホテルで師匠の田子ノ浦親方(元前頭・隆の鶴)夫妻とともに待っていた稀勢の里は「横綱の名に恥じぬよう、精進いたします」と口上を述べた。土俵入りは雲竜型で、27日に明治神宮で初めて披露する。
稀勢の里は初場所を14勝1敗で初制覇。23日の横綱審議委員会では昨年の年間最多勝(69勝)など安定感が高く評価され、満場一致で推薦された。昭和以降、新入幕から73場所での昇進は最も遅く、30歳6カ月は7番目の年長昇進。春場所は99年名古屋場所から00年春場所まで続いて以来の4横綱となる。【村社拓信】
◇強気、強気で行って…日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)の話
稀勢の里本人はこれからが大変だ。責任ある立場を全うしてほしい。今まで通り誠実に稽古(けいこ)してもらえばいい。横綱は逃げ場がないが、強気、強気で行ってほしい。早く1回優勝すれば、肩の力が抜けて良い横綱になる。
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