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2017年01月14日20:49

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ミクチケット三勝二敗/昭和の漫画はなぜこんなに面白いのか

鼓童×ミク公演をふたつと雪ミクfigmaのチケットは買えた。カードだと承認がどうのこうので面倒なので、予約してファミマとセブンに直行し、入手した。日本に住んでると楽だなあ。雪ミクねんどろは発売即売り切れ。札幌DJライブは、国内向けは早々と完売。国外居住者枠も、ダヨーさんの出る日曜日は完売だ。ねんどろはキャンセル待ちで買えるかもしれないし、これだけ出荷数が増えた現在ならどこかで買えるだろう。DJライブはさほど熱心ではないし、札幌で知り合いに頼んで駄目だったらあきらめる。
それにしてもミク人気はまったく衰えないなあ。たしか昨年のDJライブは直前までチケットがあったような気がする。むしろ今年のほうが出足が早い。ここへ来て新しいファンが増えてるのか。買えなかったのはくやしいが、ガラ空き状態よりはずっといい。

夏の帰国で「伊賀の影丸」を全部読み返してあまりの面白さに感動したが、今度は「タイガーマスク」を読み返した。おっもしれーーー!!!何だこの異様な吸引力は。次から次へと現れる敵役の魅力的なこと。アイデアが冴えに冴え、ドラマがいやが上にも盛り上がる。この時期の梶原一騎は日本屈指のストーリーテラーだったのだ。後に書かれた「タイガーマスク2世」なんか、本編の残りかすに過ぎない。
「影丸」といい「タイガー」といい、なぜこんなに面白いのか。アイデアの豊富さやプロットの巧みさは言うまでもないが、最も重要なことは「余計なことを書かないから」だと思う。影丸やタイガーのライバルたちは、あざといばかりに強烈な個性を与えられているのに、見せ場を作ったあとは主人公に倒されて粛々と退場する。自分の役割を心得ているのだ。ドラマとは本来そういうものだ。
最近は頭でっかちの作者が、取るに足らぬ端役にまで思い入れして、過去や内面をねちねち描きこむ話が多すぎる。余分な情報はドラマを失速させて、世界が自家中毒になる。「テラフォーマーズ」がいい例だ。反対に主要キャラ以外はバンバン切り捨てて疾走感のある話作りに成功しているのが、「ゴールデンカムイ」だ。
複雑で抒情的な話もたまにはいいが、娯楽作の基本はシンプル&ダイナミックだろう。最近そういう作に親しんでいるので、ことさらにそう思う。




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