mixiユーザー(id:2615005)

2017年01月09日21:57

365 view

『東離剣遊紀』サンダーボルト・ファンタジー

昨日は映画のはしごに出かけて深夜に戻り、日記を書きそびれた。映画の話は明日以降にして、重要TVシリーズ最後の一作をレビューします。

・東離剣遊紀 サンダーボルト・ファンタジー(全13話)
伝統的な台湾布袋劇(プータイヒ)と日本最先端のクリエイター・ニトロプラスの虚淵幻が合作した作品である。最初の数本は正統派武侠活劇という趣だ。このままのトーンが持続しても、十分にハイレベルな娯楽作として完成しただろう。だが、脚本は虚淵である。そんなストレートなエンタメになるはずがないのだった。

敵本拠地への潜入が目標と思いきや、そんなのはまだ半分に過ぎなかった。裏切りと陰謀が渦巻き、重要キャラの意外な正体が明かされる。采配をふるう凜雪鴉の素性には驚き、かつ納得した。最初から「こいつが持ち込んだ話なんか信用できるか」などボロカスに言われていたはずだ。
わき役たちも魅力的だ。懐が深そうだったベテランが意外とせこい俗物だったり、ザコっぽかった青年が重要な働きをしたり、意外性に富んだ展開が続く。まるでサイコ殺人鬼みたいな殺不生が、価値観が一定しているぶん最も正直な気もする。

最大のサプライズは主人公ショウ・フカンの背景だ。まさか第一話から振るっていたあの正体がXXだったとは。世間知らずなのも、ありえない土地から来たのにも、ちゃんと理由があった。あれよあれよという間にプロットが逆転・反転する。一瞬も目が離せない緊迫の展開が続く。美麗な人形たちが織り成す極上のドラマを堪能した。二期も楽しみだ。★★★★★
2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年01月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031