54年ぶりとやらの11月の雪
昨シーズンの初雪が今年の1月だったわけだから、2016年は初雪が2回あったということ。
女性経験にたとえるなら、高校生のころ、アルバイト先のお客さんに誘われて地元のトルコ風□(現:ソープラ●ド)に連れて行かれ初体験をしたけど、その後、ちゃんと彼女ができてあれだったようなものだ。友人から聞いた話だけどね。
実は、昨日の猪苗代で個人的には今シーズンの初雪を経験してきた。
女性経験にたとえるなら、
諸橋近代美術館を出るころには、粉雪が舞い散る奥裏磐梯の山道。
近くに鎮座する格調ある神社に1軒寄って、福島旅行、否、宮城出張の無事と成功に感謝。
《土津神社(はにつ・じんじゃ)》
地元の人以外、誰も読めないであろうキラキラネーム神社は白い鳥居が目印。
それなりに歴史ある神社ながら、ご朱印をいただけるはずの社務所は蛻(もぬけ)の殻。
ちなみに、もぬけとは蛇や蝉が脱皮することを言い、思春期の男性にたとえるなら第二次性徴のようなものだ。
さて、猪苗代の雪は降ったり止んだりとはっきりしない。
ただ言えるのは、おいらにとって雪道の運転は納豆を食べることと同じぐらい苦手な部類。
雪道の運転と、納豆3粒食べること、どちらかを選べと問われれば、躊躇なく雪道を運転する。
そのぐらい、雪道の運転が苦手だ。なんだ、その程度か。
天気がよければ行っていたであろう磐梯熱海温泉
は断念し、大内宿にあってはそれなりの機会を見つけて旅に出ればよい。
諸橋美術館に行けたのだから、それで十分、いや十二分。
ナビの目的地を《郷さくら美術館》と指示し、磐梯熱海ICを通過したころには太陽が顔を出している。結局、湖のほとりを少しだけ眺めながら高速に乗って、昼前に郡山へ戻ってくる。
《開成山大神宮》
いわく、”みちのくのお伊勢さま”
見事達筆なご朱印をゲットし、喜び勇んで《郷さくら美術館
》へ向かう。
閉館してやんの
郷さくら美術館は、郷ひろみの妹、さくらさんが蒐集した著名な日本画を展示している個人美術館。
もろちん、ウソ800である。
とにかく、ここが閉館中とは事前調査をしないで行動するおいらの弱点を露呈した。
さて、どうしたもんじゃろのぉ。
このまま郡山から新幹線に乗り込んで、中目黒の郷さくら美術館に行こうか、それとも、クルマで10分程度移動して、郡山市立美術館へと数ヶ月ぶりに再訪するか。
再訪を選択した
《郡山市立美術館》
大正解
特別展として開催されていた『東日本大震災復興支援 MOA美術館名品展』は鑑賞した価値ある展覧会だった。
熱海市にある新興宗教系MOA美術館は、未踏の地。
現在、大改装中で来年2月にリニューアルオープンされるという。
その期間を利用しての、巡回展示。
祝日は65歳以上の市民が無料とあって、じじばばで溢れている。
推定64歳のじじいがチケットを買わずに入り込んで、館員に捕らえられていたが、おいらはしっかりと1,000円出して入場したもんね
14時からの講演会「MOA美術館の名品-岩佐又兵衛を中心に」は、講師をMOA美術館学芸部次長さんが担当。
無料とあって、会場には立ち見もでるほどの人いきれ。
ここで言う”いきれ”とは、人が集まってむんむんするという意味だが、ホールの客はじじばばだらけ。
同じ人いきれなら、美女に囲まれてもんもんしたほうが、どれほど幸せか。
講演会は予想外の90分、プロジェクターを使用してしゃべりっぱなし。
途中、少しの間、船を漕いでいたが、岩佐又兵衛に関してはそれなりに知識を習得できたので、知りたかったら川崎まで聞きにきなさいね。女性限定だけど。
■東京都心 54年ぶりに11月の初雪
(日本気象協会 - 11月24日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=4308444
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