行きつけのブギスでDIVAカードを読み取ってくれないので、セラングーンNEXまで足を伸ばした。こちらは大丈夫だった。「ふたりで。」「Innocence」ハードでエクセを取る。480DP.半分弱まで来たぞ。週末には目標を達成できそうだ。
・ノパルガース(66)作:ジャック・ヴァンス
本になったのは66年だが、50年代半ばの作らしい。訳者の伊藤典夫さんが「埋もれた小傑作」と述べているが、これは謙遜しすぎである。「埋もれた大怪作」と呼ぶべきだ。
ある科学者が宇宙人に拉致された。寄生生物の駆除に協力しろというのだ。こんな動機で接触してくる異星人というのも珍しい。前ふりだけで充分に驚きだが、常軌を逸した展開が待っている。寄生生物ノパルの本拠地ノパルガースで殲滅戦を行うよう強要される。拒否すれば地球を滅ぼすという。そんな無茶な。
主人公は友人やガールフレンドを巻き込んで大騒ぎするが、事態はいっこうに好転しない。得意の異星文明はほとんど出てこない。が、やっぱりヴァンスだ。ノパルに憑かれた人間は、憑かれていない人間に激しい嫌悪感を抱く。だから自身のノパルを駆除したとたん、周囲のすべてが敵になるのだ。妙にひねくれた設定がヴァンスらしい。
いったいこの話、どこへ着地するんだ?と不安になるほどストーリーが暴走する。最後は50年代的な無理やりな理屈で決着をつける。似た話さえ思いつかない、ジャンル不明の怪作である。★★★★
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