睡眠時間重視主義(自称)のおいらにとって、日本の裏側の戦いはやはり鬼門だった。
夜はいつも通り23時には床に着く身だが、このところ朝の目覚めが早い(当社比)。
6時のラジオで目覚める自分が、5時には自然に目を覚まし、女子バスケットを見たり、女子レスリングを見たり。
今日は、吉田沙保里選手の金メダルが見たかったので、隣で寝ていたワイフさんを(わざわざ)起こし、階下のリビングに誘い、絶対王者に声援を送る。
聞くとワイフさん、「徹夜でバドミントン見ていたから、全然寝てないのよ
」とヘナヘナになっていた。起こすべきではなかったようだ。
さて、吉田選手が負けた。
アメリカ選手の戦術が上回っていたようだ。
タックルに入れない時の得点の稼ぎ方や、手や指を掴んでくる選手への御し方なんてのは、あまり練習しないんだろうな。どうしたって攻めて勝ってきた。王道のレスリングにもいつか負けは来る。
インタヴューで誰彼に謝罪する吉田選手に、もらい泣き。
オリンピック選手すべてがそうであるように、誰もがみなストイックだ。
自分にないものを持っている人、すべてを尊敬するおいらなう。
ストイック。
一般的には、「自分に厳しく欲望に流されない人」や、「禁欲的」という意味とある。
おいらの生き様とは、日本とブラジルの如く、真逆にある言葉。
「自分に甘く、欲望だけに流され」「快楽的」。
つまり、エピクロス。
体育祭よりも文化祭が好きなやつはエピクロスなんだと、高校生時代のおいらが高校生時代の誰かに語った記憶がある。
レスリングの話題をネタに、税理士さんとこんな感じで会話を楽しんでいた。
「オスカーさんは受験勉強なんて、したことないんでは?」
「そういえば、してないですね。入れる大学に推薦で入っちゃった」
「お子さんには厳しいんですか?」
「フランス人が作るキャラメリーゼよりも甘いです」
「オリンピック選手にはなれないし、オリンピック選手を育てられないですね」
「応援する人の方がラクチンで楽しいです」
「ストレスがないんですよね」
「どんなことでも良い方にイメージしますから、ストレスフリーです」
「あっ、でも、ここ2,3日非常にストレスになっていることがある
」
「なんですか?」
「レスリングのシングレット、下着をつけているのか気になって眠れないんです」
税理士さん(女子)、ここから無口で仕事に入る。
たまには山へ登ってアンデスで生まれたリャマに癒される。
誰だって生き抜くためには、息抜きが必要なんだ。
五輪の「主将」制度に疑問の声
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4151473
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