ああ、ついに恐れていたものが来てしまった。ミクたちの水着ST(日焼け肌)がアーケードに登場したのだ。恐れていたというのは、欲しいのに買えないからだ。ひとり1000ポイントもする。トライアルは手詰まり状態だし、これ以上稼ぐ手段がない。使わないネルやテトの水着なんか買うんじゃなかった。チケットをすべて両替して、なんとかミクだけは買った。あとの女子三人は新曲待ちだな。


これは日焼け肌ではない。「デンパラダイム」のワキ見せ。
・宇宙大作戦 二重人間スポック!(70)作:ジェイムズ・ブリッシュ
発掘したスタトレ小説最後の一冊だ。シナリオからの書き起こしではなく、ブリッシュのオリジナルである。勝手放題な自己解釈小説ラッシュの嚆矢だという。
クリンゴン帝国が巡らしたシールドの内側に潜入すべく、スポックが電送機で送られる。だがスポックはシールドに跳ね返されて二人になってしまった。どちらが本物なのか。
思考波はタキオン粒子だという超絶解釈がユニークだ。「タキヨン」という表記が時代を感じさせる。理詰めの筆致は、なかなか読ませる。複製を見破る方法も納得がいく。心理描写過剰で陰鬱なのが難点だ。じんわりと潜在的な不信が顕在化する描写などは、ファンの反発を買うだろう。作者はSF作家にしては生真面目すぎて、作風が堅苦しい。その欠点が出たか。
ラストの精神バトルは迫力があるが、似た状況はほかのエピソードにも登場するし、あまり新鮮味がない。往時の宇宙SFの水準には達している。★★★
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