台湾で売っているBrick Journalという雑誌だ。シンガポールでも売っている。私が真っ先に気づくべきなのに、他の人の紹介をニュースで読んで、後追い購入した。情けない。まだ忠誠度が足りないな。
2013雪ミクいちご白無垢を見事にレゴで再現している。
萌系動漫少女の特集。動漫はアニメと漫画のこと。ミクはどちらでもないんだけどな。中は6ページにわたってボカロが活躍する。ルカやリンとの立体セッションもあります。
海野十三は、戦前から戦中にかけて活躍した科学小説の元祖だ。
ヨコジュンさんがSFマガジンに「ウェルズやヴェルヌに比べるとスケールが小さく、バラエティに乏しい。それでも海野十三は日本SFの父なのだ」と書いていた。
私はレトロなジャンル小説がわりと好きなので、70年代SFブームのころ何冊か文庫本で読んだ。『18時の音楽浴』『深夜の市長』というタイトルを覚えている。期待以上に面白かった。内容は忘れたけど。
で、本書は札幌ミク祭りのとき入手したハードカバーだ。
・火星兵団(1941)
小学生新聞に連載され、41年1月と5月に単行本が前後編に分けて出版された。いうまでもなく、この年の12月に日米が開戦した。そういう時期の本だ。
地球はモロー彗星に衝突されることが確実となった。火星には知的生命が住んでおり、消滅する地球から人間を含む生き物を収集するために侵略してきた。
単なるエイリアン侵略ではなく、天体の衝突で地球はいずれ滅びるという設定がユニークだ。火星人の「選ばれたサンプルだけでも生き延びられるのだから、協力しろ」という言い草は、それほど無茶ではない。
スケール雄大で盛りすぎな設定のわりには、展開は普通の子供向け探偵小説に近い。全体の半分くらいは、刑事と主人公の少年が兵団長相手に捕物を繰り広げる。冒険につぐ冒険の上に、SF要素が入るので退屈ではない。
後半でようやく宇宙SFらしくなる。終盤があまりに慌ただしくご都合主義なので呆気にとられるが、まあ年代を考えたらこんなものか。歴史を知るために読んだが、悪くはなかった。★★★
アマゾンで調べると、この8月に海野作品が続々と復刻されるようだ。名のみ知っている「金博士」シリーズなんかも読めるのか。網羅する気はないが、何冊か読んでみよう。
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