《映画》人生いろいろ

海老蔵が会見　妻・麻央は「乳がん」と公表　1年8ヶ月闘病「比較的、深刻」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4034933
報知新聞のスクープ。
１年８ヶ月、隠して治療をしていたというのに、世間が騒がしくなってきた。
姉、休養の理由もほぼ判明。
関東連合事件でバッシングの時でさえ、
「海老蔵を応援してるの、あんた（←おいら）と瀬戸内寂聴ぐらいだよ」とワイフさんが言わしめていたほど、海老蔵という青年が好きだった。
夕方のニュースで彼の記者会見をつぶさに観る。
見開いた瞳、身体全体からほとばしる妻への愛。

ワイフさんは、夏目雅子をたとえに”美人薄命”を唱えている。
「うちの奥さん（←ワイフさん）は長生きだね」
まぁ、これはご愛嬌。
海老蔵の舞台に駆けつけて、微力ながらの応援をしてあげたい。
願わくば、馬鹿なマスコミが彼らの周りで騒ぎませんように。

映画レヴュー

059『ヒメアノ〜ル』★４．５
初夏の暴力シネマシリーズは『ディストラクション・ベイビーズ』★４．５に続き、同評価。
但し、どちらかを挙げるなら『ヒメノア〜ル』の負け。
その理由は、森田剛、殺し過ぎ。
とはいえ、イジメを根源とした徹底的な復讐劇。納得はできるバイオレンス。
後方で観ていた女子高生２人連れ。
あまりにもショッキングなシーンの連続に、１人の息ができなくなりやむなく途中退場。
さもありなん。


058『狼』★４
川崎市市民ミュージアム。
１９５５年、新藤兼人監督４３歳の作品。
さすがは宝塚女優の乙羽信子。悲哀の中にもその美しさが伝わってくる。
今でもリメイクが作れそうな、底辺の物語。
保険のおばちゃん、保険のおじちゃんたちの人生いろいろ。
夢も希望もなく、狼たちの終焉に「平成の世でもリメイクできる作品」だと知ることができた。


055『スイートハート・チョコレート』★１
久しぶりのクソ映画。『せか猫』以来の★１つ。
日中合作映画であるが、当時、尖閣諸島の問題が噴出したために公開が見送られた作品であるとのこと。
２０１４年にどこかで開催された《お蔵出し映画祭》でグランプリを受賞した作品という触れ込みだが、これがグランプリなら他の作品はどんなのよ。
尖閣諸島問題がなかったとしても、お蔵入りの判断は極めて正しい。
招待券鑑賞とはいえ、貴重な１０７分を返してくれ