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2016年03月15日23:03

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ガンダムとハインラインは関係ない/「さいはてのスターウルフ」

「マージナル」HARDでグレート。「ネコミミ」でめーちゃん。
フォトフォト
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「ハヤカワ文庫SF総解説2000」という本がある。未読の名作を探すのに便利だし、重宝している。読んだ作品の解説は、ほとんどが同意できる。だが、81ページハインライン「宇宙の戦士」の解説(佐藤大)だけはいただけない。
手元にある人は見てもらえばいいが、要旨は、
<ハヤカワ文庫に載ったパワードスーツのイラストが、ガンダムの元ネタになった。作品内容もアムロそのまま>というもの。
これは間違いというより、ウソだ。まずストーリーはまったく似ていない。「宇宙の戦士」はディテールが良く出来ているので名作のひとつに数えられるが、プロットは古めかしい『兵隊さん物語』である。無理に日本の作品になぞらえるなら、「ガンダム」よりは「のらくろ」に近い。
それからハインラインの本はもちろん持っているが、イラストにガンダムを連想させるところなどまったくなかった。ゴツゴツした金属製宇宙服の絵が、なぜ冨野アニメに影響を与えたなどと言えるのか。ガンダムに登場するロボットはモビルスーツと呼ばれるが、実態は日本アニメのお家芸である巨大人型兵器である。まったく「スーツ」ではないのだ。SF文庫からの影響など、皆無と言ってよい。他人の手柄を横取りしてまでヒイキを引き倒したいのかな。
今後の参考資料とされそうな重要な本にウソなんか書くなよ。

北海道でスターウルフ3を入手したので、順番どおりに読むため2を通販で買った。
・さいはてのスターウルフ(68)作:エドモンド・ハミルトン
大富豪から行方不明の弟を探してくれという依頼を受けて、モーガン・ケインは隊長ディルロと共に未知の惑星へと旅立つ。
前作に比べるとストーリーは一直線だ。意表を突くツイストはない。だが画期的な宇宙旅行の方法とか、不気味な人造生命とか魅力的なガジェットには事欠かない。キャラクターではケインをも上回る怪力の美人ヴレヤがかっこいい。彼女がシリーズのヒロインになるのかと思ったら、そうでもなかった。ハミルトンにはその構想があったのかもしれないが、今となっては知る由もない。
凶悪なネインは私好みの怪物だが、何の目的で作られたのか解説がほしかった気もする。老いてもさすがハミルトン、とても楽しめた。★★★★
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