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2015年03月10日22:12

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別の意味での集中状態における私の経験

「ゾーン」とは少し違うけれど、私は異質な感覚を体験した事が何度もある。

最初は8歳の時、全身火傷で死に掛けた時だ。

逃れられない激痛と、死を認識した時の恐怖。

実際に非常に危険な状態で、医者は、せめて痛みを取ってあげようと、この年齢の子供には使わない強力な鎮静剤を使ったほどだ。

で、救急車が来る前、死を認識した時、不思議な感覚があった。

恐怖と苦痛で絶叫を上げている自分と、「この痛みはこう言う物だ。この状態はこうだ。」と、それを冷静な目で見つめて分析しているもう一人の自分を認識した。

この感覚は、冬山で遭難し、凍傷で手足の指を失った登山家も同じ事を言っていた。

そして、自分と世界の間には、目にも見えないし、触れないけれど、何か薄い膜のような物で隔てられ、取り残され、標高の高い山に登った時の様に、目の前の物や周囲がとても遠くに、しかもクリアに見え、動きが不自然に見える。

以来、事故や病気で危険な状態に陥ると、そのような感覚が襲って来るし、この「隔てられた感覚」だけは、今も消えずに、通常の状態においても残っている。

全感覚を苦痛が覆い、それ以外に無い、逃れられずに否応無くその状態に留まらざるを得ない状態、言わば極限の集中状態において起きる感覚だ。

出来れば味わいたくない感覚だ。

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キセキの世代だけじゃない? 超集中状態「ゾーン」に入った経験「全てがゆっくりに見える」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=121&from=diary&id=3312653

他の選手の動きがスローに見える、ボールが止まっているように感じるなど、よくスポーツ選手が極度に集中した際に入るという「ゾーン」。いったい、どんな感覚なのでしょうか。今回は、社会人500人を対象に「ゾーン」についての体験談や周りの目撃談を中心に聞いてみました。


■スポーツ選手が言う「ゾーン」。入ったことある?

はい  54人(11.0%)

いいえ 446人(89.0%)


500人の中でも1割程度の人しか経験したことがないという結果が出ました。やっぱり、なかなか難しいことなのでしょうか? ある有名一流スポーツ選手によると、「ゾーン」は究極のメンタリティーで、求めすぎたり、とらわれすぎたりすると、逆に遠ざかってしまうそうです。


■「はい」と答えた54人。「ゾーン」を経験するのはどんな時? どんな状態?

「ゾーン」を経験した54人に聞いてみました。すると、必ずしも運動をしているときに起こるとは限らず、優れたスポーツ選手のみに起こる現象でもないようです。ますます不思議!


■スポーツ時 30人(55.6%)

・マラソンで後半疲れているはずなのに体が軽くリズムよく動き、タイムもよかった(男性/50歳以上/電機)

・テニスのサーブが高速で、必ず思った通りの所に打てた。全てサービスエースを取れた(女性/33歳/医療・福祉)

・バスケで相手の動きがゆっくり見え、絶対抜けると思った。実際に抜いて得点を決めた(女性/27歳/その他)

・卓球で、ボールがゆっくり見えるようになってスマッシュができた(女性/30歳/金融・証券)

・野球で打席に入って、どんな球にも対応でき、ヒットしか出ない感覚だった(男性/23歳/機械・精密機器)

・フェンシングの練習でゆっくり動く剣先が見えた(女性/31歳/不動産)

・負けそうな試合で開き直ったとき、負のイメージが全く浮かばなくなった(男性/30歳/電機)


■スポーツ以外 24人(44.4%)

・テレビゲームで、シューティングゲームで敵が止まって見えた(男性/41歳/運輸・倉庫)

・ピアノの演奏をしていて、全くミスをする感じがしなかった(女性/50歳以上/学校・教育関連)

・プログラムを作っているとき、書いている途中でどんどん先が見えてくる。コードが途切れず沸いてくる感じ。人でない誰かに書かされている(男性/50歳以上/情報・IT)

・大きなデータを集中して処理しているとき、頭で考えるより、からだ全体でデータ処理している感覚だった(女性/28歳/自動車関連)

・ひらめいたとき、とにかく仕事ができる(女性/28歳/団体・公益法人・官公庁)

・資格試験の勉強で、模擬試験の問題を解いていたとき、あらゆる条文が頭をかけめぐり、瞬時に理解して回答が出てきた(女性/32歳/専門サービス)

・運転していて、何もかもが鮮明に見える感じ(男性/24歳/その他)


「ゾーン」を経験したときは、スポーツ時とそれ以外でおよそ半々ずつに分かれました。好きなことをしているときや必要に迫られて、一人で集中しているからでしょうか。まるで、禅の世界のようかも?


続いて、周りの人を見ていて、「この人ゾーンに入っているな」と感じた瞬間についても聞いてみました!


■周りで「ゾーン」の入っている人を見て、「すごい!」と思ったエピソード

・話しかけても聞こえてなく黙々と仕事をしている人を見たとき、すごい集中力だと思った(男性/28歳/建設・土木)

・すごい量の仕事をこなす(女性/29歳/生保・損保)

・アーチェリーをしている友だちの試合で、ものすごい集中力で周りの声も全く聞こえていないようだった(女性/27歳/人材派遣・人材紹介)

・スポーツ中継を見ていて、記録を達成する瞬間の選手の集中度に驚かされる(男性/50歳以上/その他)

・業務に集中して、周りの声が聞こえないぐらい計算スピードがすごい人を見たこと(男性/25歳/団体・公益法人・官公庁)


「ゾーン」とは普段の集中とは違う、かなり深いところまで「入り込んでいる」瞬間なのでしょうか。経験した人でないとわかりませんね。


最近は、このような精神状態を作り出すメンタルトレーニングもあるようです。スポーツだけでなく、趣味や仕事にも活かせそうなので、気になる人は訓練をしてみるといいかもしれません。


文●ロックスター



調査時期:2015年2月

アンケート:フレッシャーズ調べ

集計対象数:社会人男女500人(インターネットログイン式)
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