『座頭市』(89) 監督:勝新太郎
勝主演の座頭市シリーズとしては通算26作目で最終作である。間が空きすぎているのでリメイクと言う方がふさわしい。死亡事故や勝の麻薬密輸など、スキャンダルの方が話題になった作品だ。最後まで見ることにした。
勝本人が監督している。変にアート映画に寄せており、あまり感心しない。英語の主題歌とか意味がわからん。息子の奥村雄大が悪どいヤクザの頭目・五ェ門を演じる。敵対組織の赤兵衛と二大勢力の抗争ーーのはずが、赤兵衛が一方的に殲滅される。拍子抜けもいいとこ。
ワンマン監督が匙を投げたのか。樋口可南子が女組長としてヌードを披露するが、無意味なキャラだった。当時人気の片岡鶴太郎が狂言回しとして登場する。話題作りもいいけど、ちゃんとストーリーを語れよ。
市がわざと賽子をこぼす、大樽の中から現れる。どちらもシリーズ三回目で新鮮味がない。往年のファンにお馴染みのネタを見せたかったのか。映画としては評価できない。★★
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