「アウターゾーン リビジデッド」1巻(2012) 作:光原伸
94年にジャンプの連載を終えた作品が17年ぶりに青年誌で復活した。ミステリーゾーン+アウターリミッツのタイトルから分かる通り、古典的なアメリカのTVシリーズを思わせるオムニパス連作集である。
ホラー・SF・メルヘンとバラエティに富んだ趣向は旧作通りで、楽しめる。第1話はラブドールを愛した男の恐怖譚だ。少年誌では不可能な内容だ。第2話は野良猫と不思議な老人の心暖まるストーリー。
乱歩まがいの芸術家の狂気とか少女吸血鬼などは作者の性癖が露呈しており、エロい。内容よりも各話解説が危うい。「少女は血を流して女になる。ならば血を吸わせれば少女のままだ」。おい、アタマ大丈夫か。ミザリーがおねショタを演じる話もある。
十年で三冊出ているが、続刊二冊は売り切れだ。解説によるとミザリーが肉感的になったのは作者のストレス解消のためらしい。わざわざ告白するなよ。この人はある意味では同人作家に近い。現在は数ヵ月に短編1本のペースで執筆しているようだ。こういうスタンスの漫画家がいてもいい。★★★★
語るほどでもない漫画に簡単に触れます。
「文豪ストレイドッグス」2巻まで
文豪が超能力でバトルする。出落ちみたいな漫画がなぜか人気のようだ。内容は平凡なバトルもの。こんな物を読むくらいなら、本物を読みなさい。★★
「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」2巻まで
この手のタイトルの漫画は、自分が読むものではない。わかっているのに買ってしまった。想像以上に「ケッ」という内容だった。ケケケのケッ。★
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