読書日記から。
・クスノキの女神 作:東野圭吾
人の想いを託せる神木の話第二弾だ。
脳の病気で記憶が1日しか保持できない少年の泣かせるエピソードだ。手慣れた文章と淀み無い展開は、安定の高品質である。往年のヘビー級長編に比べると軽い。心に響く程ではない。いくら天才でも東野さんも人間だから、全盛期の力量を求めるのは酷かな。
叔母さんは痴呆が進行しており、記憶が頼りない人物が二人も出てくる。嫌な意味で現代的といえるか。★★★
今日映画館で観てきた。
『ゴジラ×コング 新たなる帝国』
前作でコングが盾と斧を使ったのを見て、「怪獣が武器持っちゃ駄目だろ」と思ったが、今回はコレジャナイ感が数段アップしている。キングコングて巨大ゴリラだろ。類人猿は原始人とは違うぞ。
もはや怪獣映画ではない。別種のアクションモンスター映画だ。モスラも新怪獣も出てくるけど、満足のいく出来ではない。アメリカ製SF怪物映画としてはアクションが多く悪くはない。でもなあ、ゴジラの名を冠するならもう少し本格怪獣映画らしい味わいが欲しかった。★★
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