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2024年04月14日17:31

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『仮面ライダーBLACK RX』中編と後編

『仮面ライダーBLACK RX』
ブルーレイ三部で見たので、ざっくり三つに分けて語ります。
中編 31話まで
前半最大の山場は14話「ひとみちゃん誘拐」から4話にわたる怪魔界決戦編だ。15話で頑強なロボライダー、17話で変幻自在のバイオライダーが登場する。ライダー初のフォームチェンジだ。どちらも個性が際立ち、多彩なアクションを見せてくれた。クウガと並んで最も成功したフォームチェンジではないか。弟分の霞のジョーが加わって、活躍する。22話で宿敵シャドームーンが復活するが、さほど印象に残らない。
それよりも多種多様な怪人が楽しい。20話冷凍バナナで合鍵を作るビャッ鬼や23話人間をブタに変えるガイナハラスがユニークだ。21話にはクライシス人のゲリラが、24話では地球に潜伏していたカミラ族の存在が語られ、帝国が一枚岩ではないことが判明する。

28話で査察官ダスマダーが登場し、敵陣営の勢力争いが複雑化する。こういう趣向は大好きだ。アクションも快調である。何でもCGで処理する昨今より、造形物と合成を極めたこの時期の特撮のほうが見応えがある。
★★★★★

後編32話から最終回47話まで
後半戦の冒頭は、33話・34話の四国ロケ編が盛り上がる。タコとカニを混ぜたような怪人ガゾラゲゾラの造形がいい。スケール雄大な前後編である。大葉健二さんの客演も嬉しい。35話は電脳データーを操作して無実の人を犯罪者にする。現実に先行するアイデアだ。
39話は当時流行のミニ四駆とバーチャルなシュミレーションゲームがテーマだ。水を操る超能力少女やコックの五郎(小野寺丈)がサブレギュラーとして参戦する。

41話百目婆ァはマリバロンの叔母で、グロテスクな姿がいい。十人の先輩ライダーが集結する。
終盤はクライシス人の移民団がしばしば主題になる。侵略軍ではなく移民。彼等の世界が住めなくなりつつある。これも時代を先取りしたアイデアだ。
42話ゲドリアンが壮絶な最後を遂げる。それを皮切りに最終決戦は敵味方に犠牲者が続出する残酷な展開が続く。息もつかせぬ迫力だ。最終回で語られた怪魔界が地球の双子という話は、今までのプロットと矛盾しており残念な結末となった。★★★★
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