『女囚さそり第41雑居房』(72) 監督:伊藤俊也
シリーズ第二騨である。刑務所内部の残酷劇に終始した前作に比べて、今回は脱走を描くロードムービーだ。
松島ナミを含む七人の女囚が逃走する。追手との血生臭い闘いだけでなく、下品な中年男三人組に仲間の一人が襲われる。戦時中の中国大陸での強姦を自慢する鬼畜どもだ。女囚たちの逆襲でひどい目に遭う。
逃亡の中で仲間を失っていく。生々しい暴力が連続するのに、唐突に舞台劇のように過去が語られる。象徴的手法というのか。流れにそぐわないが、印象的ではある。
女囚ボス役の白石加代子がアクの強い個性を放つ。異色の活劇として、1作目よりは評価できる。あと2本あるけど、もう充分かな。★★★
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