DIVAコンテスト上級で銀、中級と初級は金メダルを取った。平日なのでゲーセンはガラガラで、広い店内に私以外はダンスゲームを練習している若い衆がひとりいるだけ。大丈夫だろうか。ここが潰れたらシンガポールのDIVA ACがなくなってしまう。にわか(浮動票)が消えてからがオタクの根性の見せ所なので、がんばって通います。

原点Ievan Volkkaのミクさん。
・火星の虹(91)作:ロバート・ラル・フォワード
フォワード四冊目。ハヤカワの翻訳はこれが最後だ。
国連軍という名の米軍が、領有権を唱えるロシアの火星基地を急襲する。米軍の描き方は湾岸戦争以降の状況を反映していて、作者の良心を感じる。司令官アレックスの作戦が終了したあと、統治を引き継いだのは双子の兄で惑星物理学者のガスだった。両惑星を舞台に骨肉の闘争が始まる。
単なる文民VS軍人ではなく、地球に戻ったアレックスはとんでもない方法で絶大な権力を手に入れる。あまりのダイナミックさに、不自然な感じはまぬがれない。中盤に登場するある集団は、科学的な面白みはあるが、ご都合主義が過ぎる。
欠点は多いが、大衆小説の典型みたいなプロットには文句なしに惹きつけられる。ページをめくるのがもどかしいほどの吸引力だ。危機につぐ危機を、機転と度胸で乗り越えていく。終盤に訪れる最大のピンチを、唖然とするような奇策で切り抜ける。伏線の回収も見事だ。ハードSFとしては評価できないが、娯楽小説としては上出来の一作。★★★★
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