DIVA ACに行ってリン駅員服を買った。進展なし。煮詰まってるし、新曲も来ない。
動画がたぶん一段落した。全部目を通すことはできないし。私にミク欲が衰えるときは来ないが、一つの媒体に何日も熱中すると、さすがに飽きる。当分は収集したのを見るだけにしよう。
80年代作家を読み始めた。
・重力が衰えるとき(87)作:ジョージ・アレック・エフィンジャー
近未来、欧米は力を失ってたくさんの独立国に分裂し、中東イスラム圏が世界をリードする時代が来た。繁栄と悪徳の町ブーダイーンに住むマリードは、連続殺人事件に巻き込まれる。
舞台となる架空都市ブーダイーンは、なんとも剣呑な場所だ。美女を揃えた売春バーが軒を連ねているが、彼女たちのかなりの数がもと男だ。「性転」「純女」という呼び名が笑える。ほとんどの人が脳に電子的拡張機能を使っている。能力をアップするダディと人格を変換するモディの二種類だ。このアイデアがSFとしての面白さの根幹となる。
香港やニューヨークの混沌を煮詰めたような街の佇まいは、なかなか魅力的だ。悪党ばかりのくせにイスラム圏だから「インシャラー」「アッサラーム」と言い合うのが面白い。
前半は主人公がかなりひどい目にあう。やられっぱなしで歯がゆいし、やや退屈だ。
が、真相に迫って反撃する場面は気持ちいい上に、納得がいく。続編を意識したためか、ラストが後味悪いのは残念だ。ムスリム・ハードボイルドの上にSFという希少性は高く評価したい。
★★★★
ログインしてコメントを確認・投稿する