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2017年01月25日22:48

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正月用に肉乾調達/わきミク/『砂星からの訪問者』

昨年は雪ミク祭りと重なったので、旧正月の影響は受けなかった。今年は元旦が1月28日だ。ニアミスで正月中に滞在している。中華系レストランのメニューが正月用になったり(一人や二人では注文しにくい)、元日にはほとんどの店が閉まったりして不便だ。いちばんいいのは食料を買って籠城することだ。干し肉の名店「林志源」へ買い物に行く。並んでから品物を手にするまで3時間かかった。どひー。考えてみたら私がミクイベ以外で列に並ぶのは、この時期だけだ。人気店ではあるが、普段は待たずに買える。当地の華人たちにとって新年に干し肉は付きものなので、異様に混雑する。文化背景の存在しない私は季節にこだわらないのだが、引きこもり食にぴったりなのでやはり欲しい。
フォトフォト
オレンジブロッサムの続きを。        恒例のわきミク。prpr。

・砂星からの訪問者(15)作:小川一水
「ディープブルー」の続編である。猫型異星人フィーリアンの襲来を受けて、石塚とポーシャのコンビが大活躍する。石塚は成り行きでフィーリアンの捕虜ンールーの世話をすることになった。前作に登場した二種類のエイリアンも面倒な連中だったが、今回は輪をかけて厄介だ。フィーリアンは高度な科学力を持っているのに、行動が幼稚で社会的に未熟な印象を受ける。この矛盾は全編を通しての謎だ。
軽快なアクションと話の通じないカルチャーショックの面白さは健在である。価値観の相違は、エイリアンだけでなく地球人の一部の対立という形でも現れる。「邪魔なら排除しろ」というのもひとつの考えだが、主人公はあくまでも「傷つけず、落としどころを見つけて和解する」ことにこだわる。甘いといえば甘いのだが、「敵はとりあえず殲滅」一点張りのアメリカン軍隊SFなんかより、はるかに共感できる。
終盤の真相解明は鮮やかだったが、前作の意外性には及ばない。ストーリー的にはまだ途中という印象なのだが、第三部はあるのだろうか。超越者(播種者)というのは宇宙SFではむしろ使い古されたネタなので、面白くなるかなあ。小川さんなら大丈夫かな。★★★★
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