ゲーセンプライズの新型ミク。可愛く出来てます。スタチュータイプだけでも何種類もあるので、単に「ミクのフィギュア」といっても、どれを指すのかわからない状態だ。レーシングとか浴衣とか特別な呼称のないミクには、通し番号か固有名が必要だと思います。
・オッド・ジョン 作:オラフ・ステープルドン
発掘したハヤカワ青背から。1935年の作。SF黎明期のさらに前くらいか。
ジョンは発育不良の奇形じみた少年だが、高い知能と超能力を有する超人類(スーパー・ノーマルとルビが打たれている)だった。現人類の次の段階を描くミュータント・テーマはSFの主要テーマのひとつだったが、いつのころにか姿を消した。
ジョンが社会や人間に対する不満を延々と述べるだけで、全体の3分の2が過ぎてしまう。いま読むと中二病のたわごとみたいだ。登場人物の長広舌で作者の意見を表明するのは、昔の小説の定番だったようだ。
超人類たちが孤島にコロニーを作るあたりは面白い。精神力で核分裂を起こしたりタイムトラベルしたり、超能力もユニークだ。が、プロットが悲観的で形而上の議論が多すぎるので、カタルシスに乏しい。作者はエンタメではなく文明批判小説を書くつもりだったのだろう。時代を考えると、かなり成功した作品と言えるかな。
歴史文献として有意義でした。★★
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