市川雷蔵の時代劇を集中的に見ている。
『沓掛時次郎』(61)監督:池広一夫
時次郎(市川雷蔵)は渡世の義理から三蔵を狙うが、一太刀浴びせただけで見逃す。その後、追撃されて瀕死の三蔵から妻子を守ってくれと頼まれる。時次郎は妻おきぬ(新珠三千代)と幼い太郎吉を庇いながら中山道を旅する。
ヤクザから足を洗いたい時次郎は、おきぬの三味線で唄う門付けを始める。味方の善玉親分に志村喬、悪玉に稲葉義男という豪華な布陣だ。
雷蔵のスタイリッシュな正義の侠客ぶりに痺れる。心情をそのままセリフで語る演出は今から見ると古めかしいが、本作のテーマには良く似合っている。ラストの大暴れ悪党撫で斬りは痛快極まりなし。和製シェーンと呼ばれるらしいが、話は全然似ていない。戦い終えて去っていく主人公を懐いた少年が呼ぶシーンが共通しているかな。単純と言えば単純だが、こう言うのは好きだ。



長くなるので、レビューは1本だけにする。続きは明日に。
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