mixiユーザー(id:2615005)

2025年04月04日19:22

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『江戸へ百七十里』

まだDVDが見られない。テレビを交換される前に見た映画が二本あるので、レビューします。

『江戸へ百七十里』(62) 監督:森一生
シリアスの代表シリーズと文芸作を見たので、市川雷蔵の能天気な作品も見ることにした。

津山藩の長谷部平馬(市川雷蔵)は次期藩主の双子の弟だ。町中で自由な生活を送っていたが、兄が毒を盛られて倒れたため、身代わりとして将軍家のわがままな福姫(嵯峨三智子)とお見合いする羽目になった。呑気な偽物殿様とじゃじゃ馬姫の江戸を目指した珍道中が始る。

高貴な人の身代わりでお見合いと言うのは、当時の定番だったのかな。笑いやスリルを盛り込みやすい設定ではある。のんびりほんわかで楽しい。主演カップルは美男美女で当然だった時代のプログラムピクチュアだ。何でも昔が良かったとは思わないが、映画と観客にとって幸福な時代だったのは間違いない。五月みどりが三味線弾きの芸人としてヒット曲を披露する。
終盤で平馬は身分詐称の罪を問われて逮捕される。牢に向かいながら姫に、「楽しい旅でござったな」。態度まで男前か。当時の女性ファンはイチコロだったろう。★★★★

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