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2024年11月17日15:24

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『新座頭市 破れ!唐人剣』『座頭市御用旅』

日本に滞在してます。シンガポールで見た円盤映画。
『新座頭市 破れ!唐人剣』(71) 監督:安田公義
22作目。香港のゴールデンハーベストと勝プロの共同製作だ。香港では座頭市は「盲侠」と呼ばれ、人気がある。同時期に公開された007の興行収入を上回ったというニュースは、子供の頃に聞いて誇らしかったのを思い出した。
共演の王羽(ジミー・ウォング)は片腕剣士の人気シリーズを持つ。先方のシリーズでは四作目に当たる。

将軍への献上品を運ぶ行列を唐人の子供が乱したため、両親が斬られてしまう。ワンカン(王羽)は子供を救うため数人の侍を斬り殺して逃走する。市は誤解からワンカンと戦うことになる。日中剣劇の共演だ。歴史的瞬間だが、居合い斬りと手数で見せる中国武術は噛み合わず、鮮やかとは言えない。
お笑いゲストは三波伸介をリーダーとするてんぷくトリオ。この時期の国際的な価値を評価して星5個。★★★★★

『座頭市御用旅』(72) 監督:森一生
23作目。タイトルに新がついたりつかなかったりする。妊婦の出産を助けた市は殺人と誤解されて、目撃した子供に恨まれる。子供に配慮した市は、悪どいボス(三国連太郎)に捕らえられいたぶられる。見るのが辛い。最後のカタルシスの溜めであることは分かるが、やり過ぎである。清純派ヒロインは大谷直子だが、悪女を演じたしめぎしがこが印象に残る。珍しく良心的な目明かしに森繁久彌。最後は炎の中の大立回りだ。

芸人ゲストがやたらと多い。笑福亭仁鶴が猿回し。夫婦漫才の正治敏江・玲児と講談の田辺一角はそのまま。懐かしい顔が見られるのは嬉しいが、斜陽の映画業界がテレビの人気者で集客を狙ったとも思える。★★★★
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