『悪名』(1961) 監督:森一生
勝新太郎の大映における三大シリーズと言えば、「座頭市」「兵隊やくざ」そして「悪名」だ。他の二作は見たので、ついでにチェックした。
昭和初期、暴れ者だが義侠心の強い朝吉(勝新太郎)は、モートルの貞(田宮二郎)を子分にして、成り行きで哀れな女郎の足抜きを助けることになった。
弱きを助け強きをくじく。絵に書いたような仁侠の男だ。清々しい男っぷりが魅力的で、プロットの展開も緊迫感がある。だがタイトルに反してアクションが少ない。一触即発という場面は何度もあるが、暴力沙汰には至らないのだ。現実ならその方が良いが、勝新の大暴れを期待していたので、やや肩透かしを食らったような。★★★
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