『女王蜂と大学の竜』(60) 監督:石井輝男
万里昌代目当てに見た新東宝映画だ。
組長の娘(三原葉子)が組員を率いて出入りに赴く。竜(吉田輝雄)は助っ人風来坊。大学というのは単なるあだ名で、別に高学歴ではない。お目当ての昌代様は、ヒロインの友人で青果商の娘だ。かっこいいけど、出番は少ない。
敵対組織がストリッパーを乗せた神輿で祭りに乗り込んでくる。ヒロインは対抗してもろ肌脱ぎになり、裸神輿対決となる。バカバカしいけど、こういうノリは好きだ。神輿に乗るのが昌代様ならもっと良かった。
ひとつ引っ掛かったことがある。敵が三国人連盟という組織なのだ。ネーミングもどうかと思うが、これは史実の闇市利権争奪戦をモデルにしている。日本ヤクザと外国ヤクザが戦ったらしい。この事をもって「ヤクザが日本を守った」などという風聞を未だに信じている人がいる。ナンセンス極まりなし。実態は単なる縄張り争いだ。反社に無垢な愛国心なんてあるわけがない。★★
ログインしてコメントを確認・投稿する