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2024年04月30日16:39

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『カルメン故郷に帰る』(51)

『カルメン故郷に帰る』(51) 監督:木下恵介
日本初のカラー映画である。デジタルリマスターで画面がめちゃくちゃ綺麗だ。
浅間山麓の農村。東京でストリッパーとして成功したリリィ・カルメンことおきん(高峰秀子)が、同僚のマヤ朱美(小林トシ子)を伴って里帰りする。
派手な服装と奔放な行動で村人を呆れさせるが、実力者の助力で村でストリップ興行を打つことになった。

高峰秀子の可愛らしさを鑑賞するための映画と断言して良いだろう。彼女の映画の中で最大の肌露出だ。と言っても上半身はブラトップ、腰にはパレオを巻いて脚をチラ見せする程度だが。それでも当時は刺激的だったことだろう。舞台で全裸になる設定だが、観客の会話で知るしかない。セクシーと言うより、かわいい。まったく邪気のないオツムの軽さが愛らしい。
父親が嘆き、校長先生(笠智衆)は苦い顔をするが、興行は大成功。収益を学校に寄付して、皆が幸福になる。
誰も傷つかない。裸一貫で笑顔を振り撒く彼女が天使に見える。
国産初のカラー作品が高峰秀子主演作なのは納得だが、ストリップが題材とはなあ。とことん陽気な娯楽映画の最高峰である。
★★★★★
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