海外版のページでいくら待っていても、宿泊申し込みが開かない。時差を入れると二時間ほど経ったころ、いくら何でもおかしいと思って国内版ページを覗くと、とっくに始まっている。海外からの申込みもこちらでやっていた。どんくさいぞ、近ツリ。レイアウトが悪すぎる。しかも夜公演と福岡は軒並み売り切れだ。
ツインが先に塞がるので、シングルを取ると1枚しかチケットが買えない。幕張と福岡は1枚づつ押さえた。大阪の昼間は三日ともペアで取れた。
幕張一日目の昼公演は持っているのに買ってしまった。
やれやれ。
『野獣狩り』(1973) 監督:須川栄三
大企業ポップコーラの社長が誘拐された。革命グループ「黒の戦線」と熱血刑事・舟木(藤岡弘)の戦いが始まる。
プロットはかなり無茶である。アジトが標的企業の本社ビルにあるのだ。灯台下暗しと言ってもほどがある。逮捕したはずのメンバーが、いつの間にか犯人グループに戻っている。本作の眼目はアクションである。
藤岡弘が身体を張って頑張る。エレベーターの銃撃戦と足幅ギリギリのキャットウォークが見所だ。
撮影の木村大作が特典で裏話を語ってくれる。野次馬や消防車は、本物らしい。事件かと集まった人たちをこれ幸いと撮ったんだと。無茶するなあ。面白いけど、消防署に悪いだろ。★★★
『新しき土』(1937) 監督:アーノルド・ファンク
日独合作の国策映画だ。二大しくじり負け犬帝国が合作してたのか。監督はドイツ人で、山岳映画の巨匠だそうな。16歳の原節子とドイツ人記者(ルート・エヴェラー)が留学帰りの青年(早川雪州)を巡って三角関係になる。
原もドイツ女優も美しい。早川雪州は典型的な日本人体型である。女優たちより背が低い。
ナチスは地上最悪の差別主義者だが、同盟を組む以上見下すわけにもいかない。だから全編に渡って日本をヨイショしている。ドイツ人向けに作られたらしく、日本人同士の会話や手紙もドイツ語だ。映画として見るべき処は皆無だが、本作はナチス高官が鑑賞あそばしたそうだ。連中と同じ映画を見たと思うと、面白い気がする。ゲッペルスが「長すぎて退屈だ」と述べたとか。同感だ。あのオッサンと気が合うとは。
タイトルの新しき土とは、満州のこと。わかってはいたが、図々しさに呆れる。★★
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