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2023年07月05日16:59

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『ふたりはプリキュア Splash☆Star』全49話

『ふたりはプリキュア Splash☆Star』(06)全49話
全プリキュア制覇を誓った。時系列順に見ていくことにしたが、本シリーズは気が進まなかった。キャラを見ただけで二番煎じぽいし、人気も低い。

が、全部見終わった感想は、かなり面白い。もちろん元祖ほどの斬新さは感じないが、良い出来栄えだ。
オリジナリティを厳しく要求するなら、ウルトラは初代マン、ガンダムは無印だけでいいと言うことになる。それではあまりに勿体ない。せっかく世に出た作品なのだから、シリーズごとのカラーを楽しむのが大人の態度だ。幼女アニメを見るオタクのどこが大人だという突っ込みは、まあさておき。

スポーツ少女・咲と芸術少女・舞は元祖に似ているが、少女バディはこれ以上の組み合わせはあり得ないので仕方ない。各エピソードのプロットがしっかり工夫されており、二番煎じ感はほとんど無い。
本作だけの特色としては、二人がそれぞれ二種類の変身フォームを持っていること。ブルームとブライト、イーグレットとウインディである。花鳥風月がモチーフらしい。二年目に用意されていた新フォームを流用したそうだ。短縮の影響とはいえ、特撮・アニメを問わず二通りに変身する主人公は珍しいので、ユニークな特色になった。
敵は火水木金土の五行説が順に登場する。なかなか味のある連中だ。が、14話から登場の薫と満に持っていかれた。感情の無い二人の美少女のデビューは鮮烈だ。プリキュアには計上されていないが、元祖光堕ちする。
五大幹部の中では、ミズ・シタターレがかわいい。水芸を披露したり、カキ氷屋として張り合ったり、人間社会に馴染んでいそうで微笑ましい。妙に価値観のずれたキントレスキーも好きなキャラだ。
サブキャラではお笑い志望の健太が楽しい奴だ。
39話はお供妖精たちが珍獣認定されてしまう。この発想はなかった。出色の爆笑篇である。二人の解決方が鮮やかだった。ところで民俗学の先生は筒井康隆がモデルかな。

後知恵だけど、大ヒットのあと定番化していく繋ぎの役は立派に果たしてくれた。それなりに充実したシリーズでした。★★★★

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