めーちゃんの誕生日を水着で祝います。

ウォーターポロ。体の線が完全に見えるので、下手なビキニよりやらしい。
・導きの星�検�03)作:小川一水
完結篇である。ハルキ文庫という軽薄なレーベルの上にラノベもどきの可愛い表紙なので、外見からは内容を推測できない。正真正銘の本格宇宙SFだった。
九章では、オセアノとセントールが宇宙に進出し、地球人と衝突する。セントールの「臆病であるがゆえに、異種族を殲滅しないと気が済まない」という侵略の動機は、奇態なようで意外と身近だったりする。差別の好きな連中は、たいてい相手を怖がっているものだ。
オセアノも敵対する。育成の恩があるからこそ、いつかは離反しなければならない。この動機も大いに納得できる。優れたSFは日常を遥かに離れていても、根本が論理的なので説得力がある。本書はその好例だ。
パーパソイドたちの行動原理にも感心した。安直なSFでは私欲がないはずのロボットがいきなり反乱を起こしたりする。ところが本書では(ネタバレ回避)。
十章で知的生命の三者会談が行われる。この場面も緊迫感があって大好きだが、さらに驚愕の展開が待っている。逆転、反転、目まぐるしく世界観が転変する。司がチキに送る最後の言葉に涙した。こんな結末の宇宙SFが、今までにあっただろうか。絶対に英米人には書けない。想像もできないだろう。
三人のパーパソイドたちも魅力的だった。アルミティの抱える秘密はショッキングだが、その後の展開が感動的だった。司は天才でも英雄でもなく、ふつうの「いい奴」に過ぎない。でも、「いい奴」こそが宇宙を救うのだ。★★★★★
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