mixiユーザー(id:2615005)

2017年10月08日21:46

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ミクスポマレーシア撃沈/『アリス殺し』

マレーシアのチケットが買えなかった。
時差を計算してアクセスしたが、混んでいてつながらない。30分くらいして申し込み画面が開いた。すべて書きこんでカードで支払う段になって、「書類が不備だ」と言われた。こんなバカな話はない。不備なら支払い画面に進めるはずがないのだ。二回クリックをやり直したが、払えない。
三度目に最初のページに戻ったら、ソールドアウトしていた。これは私がモタついたせいではなく、最初に画面が開いたときに既に売り切れていたのだろう。

いったいどうなってるんだ。巨大ホールじゃなかったのか。KLは人口が少ないなどと心配していたが、まるで的外れだった。不人気でガラ空きよりはずっと良いが、こんなに厳しいとは。9月のマジミラは過去最高の競争率だったし、ミク人気がここへ来て再燃しているのか。
知り合いに声をかけて、ダメだったらぶっつけ本番で突入する。日曜に追加公演やってくれーー。

・アリス殺し(13)作:小林泰三
二年前に買って忘れていた。半端な暇のおかげで読めた。
アリス二部作は大好きで、表紙も魅力的だ。なぜ積読の仲間入りしてたのだろう。

栗栖川亜理は、毎晩「不思議の国のアリス」の夢を見る。ハンプティ・ダンプティが墜落死した。目が覚めてみると、玉子というあだ名の肥満体の研究員が屋上から落下して死んでいた。夢の世界と現実はリンクしているのだ。夢で役を演じている人物が死ぬと、現実でも死ぬ。呑気な不思議の国では、その後も陰惨な殺人事件が続く。亜理はトカゲのビルを演じる井森と共に解明に乗り出す。

小林泰三の作品は三冊ほど読んでいる。作者の頭がものすごくいいことは、知っていた。なにより論理性に優れている。本書は作者の特色が最もはっきり出た作品だ。この小説は小林にしか書けない。不思議の国と現実を行き来しながら論理的に謎解きをする。
非論理性の権化のような舞台で、推理など役に立つのか。立つのだ、それが。
二段・三段の逆転で読者を翻弄し、論理のアクロバットで見事に犯人を指摘する。
他の誰にも書けない超絶のミステリ・ファンタジーである。★★★★★
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