明日幕張に向かいます。今日届いたフィギュア。

オリジナル夏服のミクさん。イカ娘に似ている。通称イカミク。

パーカーの隙間から見えるビキニの柄は、しましま。
2017マジミラCDやVOCALOHISTORYやRe::startを聞きながら早川書房のウルトラ小説を読んだ。
・多々良島ふたたび ウルトラ怪獣アンソロジー(2015)
七人の作家が参加したウルトラシリーズのアンソロジーだ。率直なリスペクトに満ちた作品や世界観を踏まえて自分の物語を作った作品などバラエティに富んでいる。
表題作(山本弘)は多々良島になぜ怪獣が五種類もいたのかという謎が明かされる。ついでにガラモンとピグモンがそっくりな理由も判明する。楽しくも行き当たりばったりなウルトラ世界を、現代的に解釈するという、まことにSF作家らしい好篇だった。
「マウンテンピーナツ」小林泰三 怪獣保護主義者の白人がウルトラマンと日本人に嫌がらせの限りを尽くす。表題作とはまた別の意味で、まことに現代的なウルトラストーリーである。私はどちらかというと自然保護派だが、シーシェパードのような海棲哺乳類は黄色人種より上だと言わんばかりの態度には、強い反発を感じる。だから本作には心から同感した。
「変身障害」藤崎慎吾 変身できなくなったダンが、カウンセラーを訪れる。そこにいたのはかつて戦ったエイリアンたちだった。笑えます。
そのほか怪獣の足型採集職人(怪獣ルクスビグラの足型を取った男 田中啓文)や退治された怪獣の死体を片付ける作業員(痕の祀り 酉島伝法)の話が視点を変えたウルトラストーリーとして楽しめた。全員が本気でウルトラに取り組んでいる。みなさん好きなんだなあ。愛が嬉しい。
★★★★
・ウルトラマンデュアル(2016) 作:三島浩司
第二弾である。ウルトラマンを現代SFとして再構築しようという意図はわかるが、ピントがずれすぎ。まず小説として面白くない。登場人物が多すぎる上に視点がしょっちゅう変わるので、誰にも感情移入できない。やたらとプロットがもたつく。怪獣出現と撃退に的を絞って盛り上げればいいのに、余計なことを書きすぎて読みづらいことこの上ない。
敵の異星人は、人格を数万個に分裂させてそれぞれが人類に憑依できるのだ。無茶な上に無意味だ。怪獣にも魅力が無い。出来の悪いラノベみたいだ。★★
ログインしてコメントを確認・投稿する