http://event.goodsmile.info/snowmiku2018/index.html
来年の雪ミク候補たち。投票しようと思ったら、5月末に終わっていた。毎年のことだが締め切りが早すぎないか?投票期間が一週間くらいしかない。二か月はやってほしい。
今年は動物がお題だ。1と2はキタキツネ、3はクリオネ、4と6はタンチョウヅル、5は北海道原産の小鳥がモチーフである。みんな可愛い。4の華麗さと5のクールな感じも捨てがたいが、やはりミクとクリオネを結び付けたアイデアを買って3を推したい。この子が一押し!と思ってた子が優勝したことは、ほとんどないんだよなあ。これも毎年のことです。

2016マジミラミクさん。ミクにしてはふくよかな姿から、ファンに大食い属性を与えられた。

ねんどろ体形になると、あまり他と変わらない。

でも心なしかぽちゃ気味の感じもする。
・レモン月夜の宇宙船(76)作:野田昌宏
今回の帰国で買った。原則として若いころの愛読書の再読は、やらないことにしている。未読の過去作はまだあるし、現代作品のチェックもしたいから、時間が足りないのだ。でもこの本は反射的に買って、あっという間に読んでしまった。
リアルタイムで読んで、「この人は小説も上手いなあ」と感心したものだ。あとから考えると「小説が上手い」というのは、錯覚だった(笑)。でも本書は素晴らしく面白い。コレクターあるいはTVディレクターとしての自分を主人公に、日常エッセイ風のSF短編が八編収録されている。野田さんは自分を面白おかしく語るのが抜群に上手い。ゼロから立ち上げる創作は、それほどでもない。だから一読して「うまい、面白い」と思った若き日の印象は間違いではなかったのだ。
なんといっても表題作が白眉である。金持ちの老華族が自家用宇宙船で月を目指す。
この人はガーンズバックの友人で、キャンベルを小僧呼ばわりする。ナチスドイツから譲り受けたロケットの設計書をもとに実物を作ってしまう。天衣無縫なホラ話が気持ちいい。現代SFが忘れてしまった空想科学の楽しさが、ここにある。
『ラプラスの鬼』は、中世の「責め絵」の中に人気女優そっくりの女性を発見する珍談だ。この時代に不確定性原理について語っているのに感心した。
『ステファン・ラドクリフの薔薇』は、いかにもコレクターらしい物故したマイナー作家に関する怪異譚だ。ステファンは架空の作家だ。騙されて「あの作家、好きです」と言った人がいたらしい。恥ずかしいやつめ。でも、私も騙されそうになったよ。
『東京未来計画』は、悠久の時を生きる少女が登場する。シリアスで不思議な味わいだ。
『五号回線始末記』は打って変わって爆笑ホラーだ。
笑わせたり切なかったり、短いページ数で読書の楽しみを満喫させてもらった。全体に流れる高度成長期(日本もSFも)特有のポジティヴな雰囲気が、たまらなく愛おしい。ノスタルジーかもしれないし、同時代人だけの楽屋落ちかもしれない。だがやはり心に残る一冊だ。★★★★★
ログインしてコメントを確認・投稿する