
ロングパレオは前にも撮ったような気がする。

日焼け水着で。
・ブラッド・ミュージック(85)作:グレッグ・ベア
ヴァージルは、医療に画期的な進歩をもたらす生体素子を研究していた。上司と衝突してクビになったヴァージルは、「知性を持つリンパ球」をこっそり持ち出した。
体内から話しかけられるというのは、どんな気持ちだろう。昔からある人体共生バディのような出だしだが、ストーリーあれよあれよという間にとんでもない方向に発展していく。
細胞が知能を持つというのは画期的なアイデアだが、学術的記述はやや取っつきにくい。じっくり読むと味わい深いけど。途中から一般人の視点が入る。この部分はパニック映画か破滅SFのような趣で、ぐいぐい引っ張られる。普通のパニックと違うのは、捕まることが必ずしも死を意味しないこと。
人を人たらしめているのは、記憶(情報)である。その部分が十全に満たされていれば。それでいいのではないか。それともやはり今のままがいい、だろうか。考えさせられる。世界と自己のかかわりを問い直す力作である。優れたSFだけが持つ知的興奮に満ちた傑作だ。★★★★★
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