アキバのXで買ったDIVA−X版ミクさん。プライズは店で買うほうが安い。


日曜にハシゴした映画の二本目。
『この世界の片隅に』
こうの史代原作漫画のアニメ化だ。私はこの漫画家のファンで、市販された単行本はたぶん全部持っている。本作はお気に入りの作品なので、とても楽しみだった。
期待にたがわずいい出来栄えだった。綺麗な絵でナチュラルに可愛らしいヒロインの戦中生活が淡々と描かれる。内容はほぼ原作通り。さすがに単行本三冊を網羅することはできず、女郎のリンさんとの交流がかなり短縮されている。終盤のセリフ「暴力で押さえつけていたから、暴力で負けた」は生臭すぎて一部の反感を買いそうなので、カットしたのか。終戦後1か月に台風に見舞われた人々の「神風が今ごろ吹いても遅いわ」は、庶民のユーモアとしたたかさが感じられて大好きな場面だが、ここまで入れては尺が足りないかな。
小さな不満は好きな場面が入っていないことくらいで、大いに満足できる良質なアニメ映画だった。きれいごとだけでなく、嫌なことを強調するわけでもなく、ただ「昔こういうことがありましたよ」と優しく語ってくれる。偏向した思想を絶叫されるよりも、ずっと心に沁みる。傑作です。
評価・・・特上と松の間
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