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2016年07月04日22:23

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ミク水着で「ワールドイズマイン」/『希望荘』

フォトフォト
「ワールドイズマイン」から全身とワキ見せ。
フォトフォト
腰をクイクイと振るシーン。長いツインテに邪魔されて、おしりを撮影するのは難しい。
中国語版DIVA−Xでエンディングを見た。このゲームは一本道RPGなんかと違って明確な終点がないので、いちおうの区切りだ。特製モジュの収集コンプリートを目指すなら、まだ三分の一くらいか。本家(日本語版)で出なかったルカ「テンプテーション」があっさり入手できた。こちらもアルティメット六人分揃うまでは頑張る。

宮部みゆきの新作。
・希望荘
独身に戻った杉村三郎が私立探偵を開業する。シリーズ四作目である。一作目と二作目は好きだが、三作目「ペテロの葬列」は不満だった。でもやっぱり続きは気になるので読んだ。

今回は長編ではなく、四本の連作短編集だ。
『聖域』自殺を宣言した老婆が生きていた。喜ばしい話ではあるが、背後には現代社会の闇が潜んでいた。
『希望荘』入院中の老人が突然「むかし人を殺したことがある」と告白した。依頼を受けた杉村が調査に乗り出す。

以下の二篇は、時系列でいうと上記の二篇より以前の話になる。
『砂男』離婚した杉村は実家に戻り、農産物直売所で働いていた。お得意さんの蕎麦屋の旦那が失踪した。杉村は調査会社を営む蠣殻昴と共に謎を追う。
『二重身』アンティークショップの店長が、東北へ仕入れに出かけたまま大震災に巻き込まれて行方不明になった。複雑な事情を抱えた少女の相談を受けた杉村は「未成年の依頼は受けない」と断るのだが。

いずれも仰天するような出来栄えではない。が、予想のつかない展開と捻りの効いた結末は全作品に共通しており、上々のライトミステリとなっている。いずれも現代的な社会の暗部が核となっている。不快感を伴わないのは、薄っぺらい露悪趣味ではなく、作者が人間をまっすぐ見据えて描いているからだ。
本作の登場人物は、うまくいってない人がやたらと多い。まあそれが自然だわなあ。ダラダラ続く日常ドラマなんかで、全員が幸福な家庭人などという設定があるけど、あんなもの嘘だ。家庭不和や崩壊は珍しくもないし、幸福に見えても必死に表面を取り繕った結果というケースも多いのだ。宮部さんはよくわかっている。★★★★
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