mixiユーザー(id:2615005)

2014年09月10日23:54

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21世紀のプラモ狂四郎

アニメ鑑賞記の続きです。
「ガンダムビルドファイターズ」
組み立てたガンプラをバーチャル空間で戦闘させる。ファンの夢だ。古株オタクなら、誰しも「プラモ狂四郎」を思い出すだろう。設定は良く似ているが、「狂四郎」のバトルシステムが不明瞭だったのに対して、「ビルド」は新発見のプラフスキー粒子のせいでプラモが動けるという設定が存在する。三十年も昔の漫画を引き合いに出しては気の毒だが、いうまでもなく作劇は「ビルド」のほうがはるかに上だ。単なるガンプラ話ではなく、友情や努力といった王道ジュブナイルの要素がぎっしり詰まった力作となっている。
キャラクターがみんな魅力的で可愛らしい。プラモ作りが得意なイオリとゲームが得意なレイジは、少年向け作品らしい名コンビだ。ニュータイプ(強化人間か)もどきの少女アイラとレイジが、肉まんを巡って「ローマの休日」をやるところが微笑ましい。
シュミレーションのくせに、戦闘の迫力は歴代のどのガンダムにも劣らない。勝負の駆け引きの面白さも山盛りだ。世界トーナメントの白熱バトルだけでも充分に傑作だが、最終回に仰天の大サービスが待っている。こう来たか!というか、いい意味で「ここまでやるか!」と感心した。ラルさん、かっこええ。イオリ父が使う機体は、狂四郎のパーフェクトガンダムだ!!

子供は素直に楽しめて、オヤジはトリビアに気づいてニヤリとする。まさに万人向けの快作でありました。
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