mixiユーザー(id:2615005)

2014年05月25日19:31

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『GODZILLA』/フィリップ・K・ディック

「GODZILLA」(14アメリカ映画)
ハリウッド・ゴジラを今日見てきました。日本でも間もなく公開ですね。
マイミクさんは見る人が多いと思うので、いっさいネタバレしません。簡単に。

マグロなんか食ってる「放射能トカゲ」の映画は、ゴジラでも何でもなかったが、アメリカ風味のモンスター・パニック娯楽作として良く出来ていた。
今回はその逆で、真剣に初代ゴジラの持つテーマに再挑戦しようという熱意が感じられる。ただし人間ドラマ重視のためちょっと展開がモタつく。小さな欠点だけどね。

芹沢博士(キャラは元祖とまったく違います)がいかにも東宝怪獣映画の博士らしい提言をして、米軍司令官に相手にされないところが笑える。あと、ドラマの安定感を壊してでも東宝が築いた怪獣文化をリスペクトしたとしか思えないシーンがある。素直に感謝と拍手を送ろう。
造型はさすがに良く出来ています。重量感も迫力も文句なし。ゴジラの顔が恐竜というよりアナグマか狸みたいだが、私はわりと好きだ。多少の文句はあるが、期待にたがわぬ力作だった。お楽しみに。評価・・・特上と松の間

創元文庫復刊フェアの作品。
・タイタンのゲーム・プレイヤー 作;フィリップ・キンドリック・ディック
ディックの無名長編は外れが多い。タイトルに惹かれて読んだ。
宇宙戦争に敗れタイタン人に支配される地球が舞台だ。地縛者と呼ばれる特権階級は、リアル「モノポリー」のようなゲームで不動産を奪い合う。この世界では中国軍の兵器のため、子供がほとんど生まれなくなっているのだ。

中国との戦争と宇宙戦争の関係は、いっさい語られない。タイタン人による支配の実態も不明だ。途中で起こった事件はうやむやになるし、構成が破綻している。
分裂症的なプロットの迷走が、一部の人たちには過大評価されるらしい。単に何も考えず無責任に書きなぐっただけ、という気がしなくもない。アイデアだけはちょっとユニークだ。★★
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