・香港食べもの史(2026)著:平野久美子
香港の歴史を食べ物と共に振り返る。原著は1998年に刊行された「食べ物が語る香港史」。もちろん読んでいる。50ページ弱の第六章のみ書き下ろし。
折角なので読み直した。登場する料理のほとんどは現地で食べた。ユニークな視点があるわけでもなく、深味に乏しい。
香港にどっぷり浸かった私には物足りないが、歴史と食文化の変遷をざっと把握するには便利な本だ。日本軍進駐時代に食料不足を来たし、バナナの皮の料理が工夫された。本当に日本はろくなことをしてないな。新章に出てくる刑務所飯と共に、絶対食べたくない負のグルメ二選と言えよう。
それ以外は馴染みの店や料理の話が多く、読むだけでヨダレが垂れそう。また行きたくなった。



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