mixiユーザー(id:2615005)

2026年05月31日23:16

64 view

船戸与一の遺作

船戸与一の作品はデビューから晩年まで、ほとんど読んでいる。ただ遺作となった「満州国演義」だけは手付かずだ。作者は中南米の混迷やソ連崩壊後のロシア、クルド民族などリアルタイムの現代社会と併走して魂を震わせる力作を多数ものしている。
定番の近代日本史なんか、他にも書く人がいるだろうーーと手控えていた。全9巻というボリュームに怯んだせいもある。だがアイヌ民族を描いた「蝦夷地別件」や現代日本を舞台にした作品だって、他と劣らず面白かった。これはやはり読むべきだろう。幸い欧米レトロSF制覇と60年代日本映画鑑賞という大仕事は、ほぼ完遂している。高齢で体力は衰えているが、気力はまだ残っている。

何よりあれほど感動させてくれた大作家の命を燃やした遺作だ。私が読まずにどうする、という変な使命感に燃えてます。
つべのゆっくり動画で船戸与一の業績を見た影響ですがね。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年05月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31