『透明剣士』(70) 監督:黒田義之
続けて大映マイナー特撮映画だ。頭が痛くなるような珍品である。こんなんばっかりだな。
若侍三四郎は道場きっての弱虫だ。父が集団強盗「怪盗団」に殺されてしまう。妖怪しょうけらに教わった透明薬を使って仇討ちを目指す。
ジャンルは子供向け時代劇なのだろう。当時としてもセンスが古すぎる。50年代ごろの設定だ。主人公が透明になるって、かっこいいか?良いも悪いも見えないのだから、ヒーローとしての魅力は皆無だ。透明化以外の能力はない。手にした武器は見えるので、初見の不意打ち以外は簡単に倒せそうだが、なぜか悪者は全滅する。
桂三枝、岡八郎、やすし・きよしと言った有名お笑いタレントがゲスト出演している。TVの人気者で集客しようという苦肉の策だったのか。末期の大映にはこんな作品もあったのか。★★
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