アニメ・映画・読書だけで充分楽しいが、久しぶりに仲間と直接会ってリフレッシュできた。やはりリアル交友はいい。ネットでは得られない栄養を摂取した。
原作者が好きで見た映画。
『越前竹人形』(63) 監督:吉村公三郎 原作:水上勉
舞台は昭和初期、北陸の寒村に住む竹細工師の喜助(山下洵一郎)を美しい女が訪ねて来て、父の墓参りをしたいと言う。その女・玉枝(若尾文子)は娼妓で亡き父の馴染みだった。喜助は玉枝に惚れ込み、嫁に迎える。彼女の身体に手も触れない異様な生活ながら、平穏な日々が続く。だが、皮肉で残酷な運命が彼女を待っていた。
モノクロ画面の美しさは息を飲むばかりだ。文芸作は苦手なこともあるが、本作は叙情的な映像に惹き付けられた。孤独な職人肌の男と娼婦上がりの女は、互いを愛しながらも最後まで共鳴できない。純粋過ぎる悲劇にしばし唖然とする。★★★★
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