『続・座頭市物語』(1962) 監督:森一生
シリーズ二作目だ。
座頭市が大名のアンマに呼ばれる。殿様は発狂しており、ずっと笑い声を上げている。その事実を隠すため、藩士と雇われたヤクザが市の命を狙う。無茶にも程があるなあ。隠したいなら呼ばなきゃいいのに。
もうひとつのストーリーが並行して進む。前作で弔った平手造酒の墓参りに赴く。律儀なことだ。途中で実の兄(実兄の若山富三郎が演じている)に出会う。兄弟は女を巡って争ったことがあり、市の失明はその事が原因らしい。こんな重要な話をやるなら、キチがい大名の話なんかやらず、過去に遡ってじっくり描いてほしかった。
口頭で説明するだけで、消化不良だ。とは言え今回はアクションが多く、気持ちいい。記憶に残る超人剣豪のイメージに近くなってきた。
「相手が動いて風を起こしてくれないと、あっしは動きようがないんですよ」というセリフが痺れる。
出番は少ないが、おたね(万里昌代)が再登場するのが嬉しい。
★★★
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