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2024年09月21日14:06

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手作りおかゆ/『座頭市物語』

痛みもなく、普通に食事できそうだ。でも相棒が抜歯の話を聞いて、お粥用に豚デンプを持ってきてくれた。数日は固いものを避けたほうが良いので、自分で作った。
飯三合弱に豚バラ細切れと卵三個と大量の万能ネギを入れて煮込む。味付けは鰹粉と醤油。我ながら旨い。

『座頭市物語』(1962) 監督:三隅研次
座頭市シリーズ第一作。本作が大ヒットしたのでシリーズ化したらしい。座頭市はそこそこ好きで、五本くらい見ている。超人的な剣劇ヒーローのイメージが強かったので、地味な展開に驚いた。和田誠さんが「近年は市が強すぎる」と言ってたのが半世紀ぶりに理解できた。本作の座頭市は達人には違いないが、視覚障がい者らしい。丸木橋を這って渡る。リアルだ。

飯岡一家にワラジを脱いだ市は、ライバル笹川一家の用心棒・平手造酒と知り合う。演ずるは天知茂!似合いすぎだ。市に思いを寄せる居酒屋のおたねに万里昌代。実は彼女が目当てで見た。新東宝での気が強いビッチでバンプな彼女を見慣れているので、純情な普通のヒロインが新鮮に見える。
二つの一家の緊張が高まっていく過程をじっくり描く。アクションは少ないが、退屈ではない。むしろ期待が高まる。激突のカタルシスは気持ちいい。とは言え、市が斬るのは前哨戦と対決を含めて三人だけだ。数十人をバタバタ倒す後期作に比べると渋い。その分マンガ的でない本格時代劇という感じだ。私はマンガも大好きだけどね。
★★★★
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